どうも!
みやち(@miyachi1015)です!
以前、『祖父母世代との育児の違いについて。今と昔の違いとは?』という記事で祖父母世代と現在の育児の常識の違いについてまとめていきました。

その中で世代による育児の考え方の違いを分かっていただけたかと思いますが、やはり常識が違うとトラブルが出てきます…
祖父母は「私たちの時はこうしてた」「こうした方がいい」と善意でアドバイスしてくると思いますが、今では科学的にも常識が変わっていて夫婦との考えに溝ができてしまうこともしばしば。。
とくにママは義父母との関係を悪化させないためにも、ストレスがたまりがち…
今回はそんな考え方の違いを念頭に入れた上で、どうすれば上手に付き合っていけるかをまとめていきます。
ぜひ参考にしてくださいね☆
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子育てのルールなどを共有しよう!
『祖父母世代との育児の違いについて。今と昔の違いとは?』という記事の通り、祖父母世代と現在の育児の常識には違いがあります。
また育児についての考え方についても千差万別なので、『子育てのルール』『しつけのルール』などを共有しておく必要があります。
ここで注意しなくてはいけない点は、祖父母とのルール決めの前にママとパパ2人でしっかりとルールを共有・決定しておくことです。
ママとパパでの育児ルールに違いがあると、祖父母と関わるときにママとパパの言うことが違って祖父母も混乱してしまいます。
なので特に重要なことはママとパパで話し合って、ルールを決めておきましょう!

ちなみに参考までにわが家での決定事項をご覧ください。
両祖父母とのルール
- 卵アレルギーなので絶対に卵を使った料理はあげない。卵が同じお皿で提供されたものはNG(釜玉のようなもので「卵がついてない箇所」でもダメ)
- はじめて食べるものは聞いてから与える
- 離乳食時にNGな食材は伝えておく(ハチミツ・甲殻類・そばなど)
- 家にきた時は必ず手洗いする。外でご飯をあげる時は除菌シートで手を拭く
- 箸は使いまわさない。必ず子供専用のもので与える
こんな感じです。
この5つのルールは特に重要なものなので、はじめに夫婦で話し合って両祖父母に伝えました。
また、「なんでそれがダメなのか」もちゃんと伝えましょう!理由を言って納得してもらえないとルールは守ってもらえない可能性が非常に高いです。
特に年配者のアレルギーに対する認識は甘い場合があるので、命の危機がある場合はニュースなどの死亡例を出して「少しでもアナフィラキシーショックで死の危険性もある。このような死亡例もある」と念をおしましょう!
プリントを渡すのもアリ!
わが家の場合は直接言葉で伝えて、もしルール違反しそう・した時はその都度、注意していました。
ただ、義祖父母に注意するのってなかなか難しいですよね…
そんなときは共有したい情報をプリントアウト、もしくは手書きでもいいので渡すのもアリ!もちろんLINEで伝えてもいいですね。
この時ママから義祖父母には言いにくいと思うので、パパが必ず伝えること。逆もまた然りです。←ここ重要!テストに出ま〜す。笑
私の『祖父母世代との育児の違いについて。今と昔の違いとは?』という記事を祖父母に見てもらって、昔と現在の育児の常識の違いについてを知ってもらうのも一つの手ですね!

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パパに問う!親と妻どちらの肩を持つ??
パパが一番悩んでしまうのが、妻と両親の板挟みではないでしょうか??
家庭の常識はそれぞれなので、どうしても意見が両立してしまうときがくるでしょう。
このとき、パパはどちらの意見を尊重するのが正しいでしょうか?

それはズバリ、ママです!!
これしかありません。
それはつまり上記のように「自分たちの子育て像」を固めておくことによって、両親と意見が別れたときに自分たちの意見として妻の意見を尊重する必要があります。
一番最悪なのは「自分はどっちでもいいけど、妻がこう言ってるからそうしたい」と言ってしまうこと。
そのルール決めの責任を全てママに押し付けてしまうのはNG。
子育てのルールは子供のためであって、それは夫婦できちんと決める必要があります。それを「ママが決めたから」と全てママのせいにしてしまうのはありえないことです。
ママにとっての義父母も、自分の息子から「こういう理由でこうしたい」と方針を伝えられれば分かってくれるはずです。
無駄にママと両親を敵対させるよりも、祖父母の愛がわが子にちゃんと注がれるような関係づりに努めましょう!
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子どもはおじいちゃん・おばあちゃんが大好き!
親と比べて、おじいちゃん・おばあちゃんは子育てが終わった余裕のある中で、孫はゆったり可愛がれる存在です。
どうしても「好かれたい」という一心で、親と比べて甘くなってしまうのは仕方ありません。
それは子どももしっかりと分かっており、「おじいちゃん・おばあちゃんは何でもしてくれる。優しい」と感じています。
そのことから祖父母の前では狙ったように、わがままを言ってしまう子どもが多いのも確か。
ただしママ・パパのルールの中で「おもちゃを与えすぎない」「お菓子やジュースを与えすぎない」など、これだけはNGという点についてコミュニケーションをとっておきましょう!
前記の「子育てのルール決め」に通づるところではありますが、普段はOKでも過度な甘やかしが気になる場合はその都度言うのがベスト。
わが家の場合だと、おもちゃを買い与えすぎている場合は「おもちゃはいっぱい持ってるから、服がいいかもしれないね?ねぇ、○○ちゃん」と子供に同意を求めて、子供が服でもOKという事実を提示します。
すると「確かにおもちゃはいっぱい持ってるな」→「じゃあ服にしよう」というように意識が変わります。
子どもも祖父母が好きだからおねだりしてしまい、祖父母は孫が可愛いから甘くなってしまいます。
ただ普段からしっかりコミュニケーションが取れていれば、祖父母も「これ買っていい?」「これあげていい?」と与える前に気軽に聞いてくれます。
その気軽に聞けるいい関係を作って行くことが必要かなと思います。
祖父母が孫としたいことを把握しよう!
ここで重要なのが祖父母が孫としたいことです。
祖父母たちにも「孫が生まれたらこんなことしたいな」という夢があります。
「一緒にいっぱいお出かけしたい」「絵本を読んであげたい」「抱っこして散歩したい」「一緒に旅行に行きたい」「自分が買った服を着せたい」などなど…
人によってやりたいことは様々でしょう。でもあなた達夫婦と一緒で、孫が生まれるのを心待ちにしていたのです。孫が大好きなんです。
こちらからのお願いばかりではなく、たまには祖父母が孫と一緒にしたいことをさりげなく聞いて、些細なことであれば叶えてあげるのもいい関係を作る上で必要なことです。
孫に無関心な祖父母もいる
「祖父母はみんな孫が大好き」と思われる人も多いと思いますが、実はそうではないパターンも多くあります。
これは妊娠報告の際や、配偶者からなんとなーく親について調べておくのが吉。
産後の職場復帰の際にどうしても子供を見れないときに義祖父母にもお願いしようと思っていたのに、子供があまり好きな人ではなくトラブルになるケースがあるからです。
またそういった人は子供の費用についてシビアなケースが多く、サポートをお願いした際の昼食代・おやつ代・ゲームセンター代などを全て請求されることも。
特にお金に関してはトラブルに発展しやすいので、サポートをお願いするときはなるべく最初に話し合っておくのがいいですね!
とりあえず相手の性格をよく理解した上で、無理のない範囲でサポートをお願いするようにしましょう。

また、必要であれば一定の距離を置くようにしよう!
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祖父母世代と円満に付き合うには?まとめ
では最後に、祖父母世代と円満に付き合うための方法をまとめていきます!
- 育児は世代や家庭によって考え方が違う
詳しくは『祖父母世代との育児の違いについて。今と昔の違いとは?』をご覧ください。世代によって育児に対する考え方は大きく変わるので、お互いの理解が必要になります。 - 子育てのルールについて情報共有をしよう!
子育てのルールについて「これだけは守って欲しい」というものを夫婦で話し合って、祖父母と情報共有しましょう。 - 祖父母ではなく妻を守ろう!
自分の親の肩を持つのではなく、夫婦の意見として自分で発言しましょう。
それが義父母とママがいい関係を保てる秘訣です。 - 祖父母が孫としたいことを把握しよう
自分たちの要望だけでなく、祖父母のやりたいことを聞きましょう!コミュニケーションの一貫になります。 - 祖父母のタイプを見分けよう
孫とあまり関わりが必要ない祖父母や、孫の面倒をたくさん見たい祖父母もいます。相手のタイプをしっかり理解した上で距離を考えましょう。
お金についての注意点!
ここで理解しておかないといけないことは、お金に対する考えです。
義父母から援助を受けているご家庭も多いのではないでしょうか?
「お金など援助だけしてくれて、あとは関わりがない」という関係を望むパパ・ママは多いと思いますが、そんな都合のいい話はありません。
お金の援助、家を立てる際の土地の援助など…そのような援助があった際は必ず口と手がついてきます。
そもそも「祖父母と関わり合いたくない」と思われる方は、全ての援助を断るべき。
援助を受けた場合、祖父母は「援助してあげた」という考えから「これくらいはいいだろう」と付き合いが深くなりがち。

本人にそのつもりがなくても、無意識のうちに見返りを求めるようになる可能性が高いんだよね!
援助を受ける場合は、そういった可能性があるということを十分に理解しておきましょう!

ではでは!
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