絵本『でんせつのじゃんけんバトル』とは?
アメリカで生まれたこの絵本“The Legend of Rock Paper Scissors”は、「こどもとゲラゲラ笑いながら読むのに最高」(BCCB-こどもの本の会報)、「とことんバカバカしくてお腹の皮がよじれる」(ブックリスト)、「腹筋崩壊! 」(カーカス・レビュー)、「こうしてこどもは本が好きになる」(スクール・ライブラリー・ジャーナル)と話題に!
なんと、全米20万部突破のベストセラーになりました!
さらにニューヨークタイムズ紙ベストセラー星5つ獲得!!
そして2018年ついに日本にて『でんせつのじゃんけんバトル』が発売です!!
日本でもファンは多く、たくさんの子どもが虜になっている模様。

今回はそんな『でんせつのじゃんけんバトル』を紹介していきます☆
気になる内容は?
君はじゃんけんの伝説を知っている? 腕におぼえのある石と紙とはさみ…。3勇者が出会って壮絶なバトルが繰り広げられたあの話を。
ひとりは裏庭王国無敵の戦士、天下一品の石頭!その名は『グリグリ』
ふたりめはママの書斎帝国きっての天才。弱点を見抜くのはお手の物!『パーぺ』
最後のひとりはキッチン共和国一番のキレもの。華麗なハサミさばきを目に焼きつけろ!『チョッキンナ』
さぁ!勝つのは誰だ!?
世界で最も普及して愛される遊び「じゃんけん」をテーマにした痛快&ちょっとおバカなバトル絵本が、中川ひろたかのリズミカルな訳でついに日本上陸!!
子どもたちが声をたてて笑うこと間違いなし!
みやちコメント
通常の絵本と違って、若干漫画のような作り。
吹き出しが多く、キャラクターによって書体が違うのでキャラに合った雰囲気で読むことができると思います。
絵も可愛いというよりもリアルな感じで、演出もド派手なのが特徴!
ただし漫画のようにナレーションと吹き出しが別れており、サイズや場所もまちまちなので始めは読むのにちょっと苦労するのが難点…私も慣れるまで3回はかかりました。。
でも慣れてから感情入れて読むと子どもは夢中に!ポイントは文字が大きいところは大げさに、小さいところは小さく、そしてキャラによって声を変えて上げるのが◎
それだけでかなり雰囲気が出て、子どもも作品に引き込まれていきます。
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訳者:中川ひろたかさん読み聞かせ
絵本ライターということもあり、さすがの演技力です!強弱やキャラの切り替えがうまい…
こういった読み聞かせが苦手な方も、これを見て真似ればOK。ぜひ読み聞かせの参考にしてください☆
中川たかひろさんインタビュー
この絵本は『グリグリ』『チョッキンナ』『パーぺ』、この3人の戦いがあるわけなんだけど、その戦い、バトルのすさまじさ、絵の迫力がすごくて、惹きこまれると思いますよ。
ぜひ声に出して読んでもらいたいと思います。
みんな、よくじゃんけんやってると思いますけど、じゃんけんって遊びの天才でね。じゃんけんがどうやってできたのか、実はこんなおはなしだったんだよっていう、そういう絵本です。
「伝説」なんですよ!

中川たかひろさんも絶賛の絵本。これは期待大です!
読者アンケート
- 大人も目をみはるストーリー展開に、親子ではまります。なんだかじゃんけんが、熱血スポーツのように思えてきました! この絵本はまさに伝説だ! !
- 身近な「じゃんけん」がなんだかドラマチックなパワーあふれるお話になっていて、読むと元気がでます。
- すっごくおもしろい。これからじゃんけんするのが楽しくなりそう! !
- (いい意味で)ものすごく、くだらなかった(笑)。どこまでもツッコミ続けられそうです! 「ライバルが必要」って大事なところを押さえて終わっているところが良いです。
子どもだけでなく大人も楽しんでいるのが分かります。
小さい子だけではなく、小学生になっても楽しめそうですね☆
さいごに
『でんせつのじゃんけんバトル』は私の子どもが3歳のときに友人から頂いた絵本です。
はじめは洋風なタッチに「子どもにウケるかな〜?」と不安だったのでが、1回目から息子は夢中に!まだ物語自体はなんとなくの理解しかしていないと思いますが、絵の迫力とキャラになりきって読んであげたのがよかったみたい。
読み聞かせのセンスは大人の腕の見せどころですよ!笑
子どもも惹きこまれる工夫が随所にあってほんと面白い作品。
読んでいるうちにこちらも笑顔になって、子どもと一緒に楽しむことができますよ☆
「小学生の読み聞かせに人気だった」とのレビューもあり、長く楽しめそう。
こういったちょっと変わった海外の絵本も小さいうちから1冊は持っていてもいいかも。
少なくとも私は自分では出会えていなかったと思うので、プレゼントしてくれた友人には感謝です…
みなさんもぜひ参考にしてくださいね♪

ではでは!
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